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「柔にして剛」氷見野金融庁長官で進むか、地銀再編 霞が関随一の教養人にして国際派、氷見野良三新長官に集まる期待 | JBpress (ジェイビープレス)
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「柔にして剛」氷見野金融庁長官で進むか、地銀再編 霞が関随一の教養人にして国際派、氷見野良三新長官に集まる期待 | JBpress (ジェイビープレス)
金融庁の遠藤俊英長官が退任し、新長官に前金融国際審議官の氷見野良三氏が決定した。国際部門からは初... 金融庁の遠藤俊英長官が退任し、新長官に前金融国際審議官の氷見野良三氏が決定した。国際部門からは初の長官になり、遠藤氏やその前任で「最恐の長官」と畏怖された森信親氏に比べて「学者肌で、温厚な人柄」(金融庁幹部)と評されている。 が、新長官は銀行業界からあまり知られていない“別の顔”を持っているのだ。 東西の古典や美術にも精通する博識ぶり 富山県富山市出身の氷見野氏は、東京大学法学部卒業後の1983年に財務省(旧大蔵省)に入省。同期には財務省事務次官に昇格したばかりの太田充氏や、国税庁長官を退任した星野次彦氏など錚々たる面々がいる。 氷見野氏は高校時代の全国模試で常に三本の指に入っていたため、東大入学後に「お前が富山の氷見野か」と、同級生から声を掛けられほどの有名人だった。 また、東大時代も英才ぶりをいかんなく発揮して、指導教官から「助手として大学に残って論文を書かないか」と、研究者への道に誘