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「稲むらの火」と南海トラフ大地震、過去から学ぶことばかり - 青い滑走路
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「稲むらの火」と南海トラフ大地震、過去から学ぶことばかり - 青い滑走路
自分の記憶が正しければ、小学生の時分に「いなむらの火」という話しを習った記憶があります。悟兵衛さ... 自分の記憶が正しければ、小学生の時分に「いなむらの火」という話しを習った記憶があります。悟兵衛さんが丘の上の自宅でにいた時に、地の底からの唸りのような音と共に大きな地震が襲って来たのでした。慌てて外に出て辺りを見回すと、海岸線が徐々に沖へ沖へと引いていき普段見ることのない黒々とした剥き出しな海底が姿を顕していました。浜辺では年の秋の豊作を祝う祭で浮かれ騒ぐ村人達がおり、その異変に気が付かずにいるのが悟兵衛さんの目に映りました。 村の古老より、浜の海水が引く時には津波がやってくると聞いいていた悟兵衛さんは意を決します。「これから浜辺に走っても、裏山の寺に鐘を突きに行っても間に合わない」。泥に塗れ、汗をかき、春から苦労を重ねて収穫したばかりの稲を束ねた稲むらに火を放ち、浜辺にいる村人達の注意をひきつけようとしたのでした。 立ちのぼる炎と煙を見た村人は「大変だ、悟平さんの田圃が火事だ!みなで助け