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「はい・・・はい・・・そうですね・・・」 何度言っても何を言っても電話を切ってくれない相手にウンザ... 「はい・・・はい・・・そうですね・・・」 何度言っても何を言っても電話を切ってくれない相手にウンザリしているのにくわえて、電話が2つ鳴っている。両方の対応は無理だけど、とりあえず早くこの電話を切って片方には対応しないと、と花子は声に出さずに焦った。 お昼時とはいえ、どんな偶然なのか広いオフィスに花子しかいなかった。もっとも、誰かがいても電話を取ってくれるとは思い難い職場なのだが。 何をどう言っても納得しない。電話の相手は、おそらく暇を持て余し、意図的か無意識かはわからないが話し相手を求めているようだ。 最初は「お宅の個人情報管理はどうなってるんだ」という苦情に近い問い合わせだった内容も、だんだん関係のない愚痴になってきている。鳴り響くベルの音と終わらない電話で感情を失いそうだと思ったその瞬間。 ふっと暗くなった。静かになった。 「もしもし?」 なんとなく、空気が重くなった気がした。すぐ背後
2018/01/19 リンク