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なぜ「法隆寺の五重塔」は1000年倒れないのか…「世界一のタワー」が敬意を表した"驚きの耐震技術"の正体
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なぜ「法隆寺の五重塔」は1000年倒れないのか…「世界一のタワー」が敬意を表した"驚きの耐震技術"の正体
なぜ五重塔は地震で倒れないのか 世界有数の地震国日本で、高い塔が倒壊せずに残ってきたことは驚異的だ... なぜ五重塔は地震で倒れないのか 世界有数の地震国日本で、高い塔が倒壊せずに残ってきたことは驚異的だ。千年以上残り続けてきた理由は、ヒノキや和釘のおかげだけではない。ここでは塔の構造にも注目してみたい(図表1)。 五重塔は、中心に立っているヒノキの柱(心柱)と周囲にある5層の瓦屋根(庇)からできていて、塔の重量はほとんどその庇が担っている。 心柱の周囲は吹き抜けになっていて、階段すらなく、各階の庇とは直接つながっていない。心柱が他の構造と接しているのは屋根の部分だけだ。心柱はただ地面から立っているだけで、庇自体の重量を支えているのは心柱とは別の16本の柱なのだ。しかも、ある階の庇は下の階の庇に間接的に乗っているだけで、構造は階ごとに独立している。 そして、塔の部材を組み立てるやり方は、釘を使わずに柱や梁などの木材に凹凸を加工し、その部分を接ぎあわせる木組み工法だ。木組みは、戦前まで民家に盛ん

