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知床の海岸に漂着する「悪臭の死骸」に順番待ち…ヒグマ大量出没の裏にある「人慣れだけではない」切実な事情
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知床の海岸に漂着する「悪臭の死骸」に順番待ち…ヒグマ大量出没の裏にある「人慣れだけではない」切実な事情
小さな虫を食べて耐えるヒグマ 盛夏から晩夏にかけて(7月中旬~9月上旬)は、野生のヒグマにとって最も... 小さな虫を食べて耐えるヒグマ 盛夏から晩夏にかけて(7月中旬~9月上旬)は、野生のヒグマにとって最も食物不足に陥りやすい過酷な時期である。フキなどの草本類は硬くなり、セリ科植物の根を食べようとしても、エゾシカが高密度に生息している地域では、多数派のエゾシカに先に食べられてほとんど生えていないこともある。 河川敷や送電線沿い、日当たりのよい斜面などで大きな石や倒木をひっくり返し、あるいは道路沿いの縁石の際きわを掘ってアリの巣を壊し、白い幼虫やサナギを食べる行動が、この時期にはよく見られる。スズメバチ類の巣を破壊し、刺されて痛そうにしながらその幼虫を食べることもある。低標高域では、シウリザクラなどの実を木に登って食べる。 知床半島のように標高の高い森林限界エリア(高山帯)にアクセス可能な地域に生息しているヒグマは、ハイマツの球果(松ぼっくり)やコケモモなどの高山植物の実を利用する。しかし高山帯

