大企業に入った20代の8割が転職を考えている…若者が｢職場がゆるくて辞めたい｣と訴える本当の理由 ｢新しい安定志向｣が芽生えている

労働や職場運営の法改正が「若者の働き方」に与えた影響 なぜ若手を取り巻く職場環境がここ5年ほどで急激に変化したのかについて筆者の考えを述べる。 まず、「若者が変わったことよりも、職場が大きく変わった」ことがある。それは職場の雰囲気が変わったとか、上司の考え方が変わったとか、VUCAの時代がとか、パーパス経営が、といった曖昧で抽象的な話ではない。法改正だ。 この5年ほどの間に労働に関する法令、特に職場の運営に関する法令が急激に変わったことが背景にあるのだ。日本の職場運営法が急激に変わる時代に入ったことを認識しないと、若手社会人に起こった変化はわからない。 職場運営法改革の時代。ここ5年ほどは毎年のように大きな労働法改正が行われていることは、人事労務に詳しい方であればよくご存知だろう。 その引き金を引いたのは、もしかすると2013年に流行語大賞トップに「ブラック企業」という言葉が入ったことかも

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全体的にいいことだと思います。職場環境が改善されて余裕ができたからこそ、未来のことを考えられるようになったわけですから。先のことなんて考えられないのとどちらか健全かと考えれば明らかです