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1.6億円の借金→30年後に大ヒット…冷凍食品の常識を覆した「凍眠」、"売らない営業"で道を拓いた社長の執念 「新しい技術すぎて、最初は全然売れなかった」
果物や日本酒、生牡蠣、生しらす……。冷凍に不向きとされた食材を、味を落とさず「冷凍食品」にする国産... 果物や日本酒、生牡蠣、生しらす……。冷凍に不向きとされた食材を、味を落とさず「冷凍食品」にする国産冷凍機「凍眠」。横浜のメーカー・テクニカンが1984年に開発した液体冷凍機だ。当初はほとんど売れず、1.6億円の借金を抱えたが、販売開始から30年後に“遅咲きのヒット商品”となる。開発者・山田義夫社長に、フリーライターの弓橋紗耶さんが軌跡を聞いた――。 冷凍食品を変えた「遅咲きのヒット商品」 「どうぞ、試してみてください」 切り分けられた牛肉を口に入れた途端、思考が止まった。噛めば噛むほど旨味がじわりと溢れてくる。フライパンで焼いたあと、ハーブソルトをかけただけのシンプルな肉は、ごまかしが利かない。これがまさか、調理直前に3度も冷凍と解凍を繰り返されたものだとは、到底思えなかった。 この日、筆者がいただいたのは国産牛のロース肉だ。基本的に、肉は再冷凍すると水分が抜け、パサパサした食感になる。け






2025/08/11 リンク