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日本の教養は100年後に変わる?堀元見と読む『ファスト教養』 - 集英社新書プラス
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日本の教養は100年後に変わる?堀元見と読む『ファスト教養』 - 集英社新書プラス
「役に立つ」知識を手っ取り早く身につけ、他者を出し抜き、ビジネスパーソンとしての市場価値を上げた... 「役に立つ」知識を手っ取り早く身につけ、他者を出し抜き、ビジネスパーソンとしての市場価値を上げたい。そんな欲求を抱えた人たちによって、ビジネス系インフルエンサーによるYouTubeやビジネス書は近年、熱狂的な支持を集めている。 一般企業に勤めながらライターとして活動するレジー氏は、その現象を「ファスト教養」と名づけ、その動向を注視してきた。「ファスト教養」が生まれた背景と日本社会の現状を分析し、それらに代表される新自由主義的な言説にどのように向き合うべきかを論じたのが、『ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち』(集英社新書)だ。 この記事では、言語学やコンピューター科学の知見に基づいた「ゆるい会話」を配信するYouTube・Podcast「ゆる言語学ラジオ」「ゆるコンピューター科学ラジオ」の製作・出演をつとめ、著述家としても活動する堀元見氏と、著者のレジー氏が対談。 堀元氏は2022年4