フィクションが民俗学的に報告されていたという話

星新一の有名なショート・ショート「おーい でてこーい」が日文研の怪異・妖怪伝承データベースに「ゴミの穴」という話で報告・収録されていた、ということに関するツイートまとめ

[stella_nf]

“たとえどんな『内容』の話であっても『語る』という行為がなされた場合、民俗学という学問には、それを採集する義務がある”

[machida77]

創作がそれと分からなくなって伝わるパターンは時折民話や伝説に出てくる。それはそれで一種の伝承だ。

[hobbling]

ドゴン族のシリウス神話みたいだな。ある意味貴重な民俗学的資料。伝承採取者自身の捏造って線もあるが。

[pollyanna]

そして伝説へ

[filinion]

…例えば「桃太郎」の語りを採取して、その起源が吉備津彦ではないか、などと検討するのが民俗学の仕事だとしたら、星新一起源の民話が存在する、というのも重要な民俗学的資料であるはず。

[ysync]

まぁ民話自体、事実じゃなければ作者が居て、事実であっても脚色は多分に含まれてるわけで。起源がはっきりしてるというだけの話かと。

[STARFLEET]

我々も長い日本の歴史の一部なのだってことか。

[wackunnpapa]

三上寛のことではなかったか・・・・・・ｗ

[tatsunop]

自分の作った物語が事実となって、みたいな怪談も普通にいっぱいある気もする。

[qwe546]

作家冥利に尽きる話ではなかろうかて

[hazardprofile]

作者不詳の民謡として収録されてた曲が20世紀の作曲だとわかったみたいな話　/オカ板発はどうなるんだろう八尺様とか　オンライン民俗学

[archivist_kyoto]

いい話だ

[egamiday2009]

「星新一の有名なショート・ショート「おーい でてこーい」が日文研の怪異・妖怪伝承データベースに「ゴミの穴」という話で報告・収録されていた」

[crea555]

“しかし、正直自分の書いた話が人口に膾炙して民話にまでなったらこれ以上嬉しい事無いかもしれんぞ。”

[netsekai]

こういうのって探せば他にもありそう。→

[t-hirosaka]

ときどきある。

[mfluder]

ふーむ

[death6coin]

物語ができる物語の方が興味深い

[mohno]

それは奇妙な物語だな:-p

[azumi_s]

純然に面白いよねーという。明確に切り分けるのは難しそうだけれど、それを追うのもまた学問というか。

[wbbrz]

そういえば、伊集院光が昔テレビ番組の企画のために作家と一緒にゼロからでっち上げた「恐怖・心霊体験」が、数年後に「本当にあった怖い話」系の雑誌に投稿されてたらしい。

[kousyou]

へぇー。

[Imamu]

「星新一のショートショートと世にも奇妙な物語の初期エピソード」面白い

[emiladamas]

赤いクレヨン的な

[cu39]

神話とか最初はこういう感じだよね、多分。

[enemyoffreedom]

都市伝説の元ネタがフィクションってのはざらにあるが、まんまってのはなぁ。まぁ素人なのでそういう場合の適切な扱いはわからんが / あるいは都市伝説を基にしたフィクションが都市伝説へポロロッカしたらどう扱うか

[terazzo]

小説の内容が民話になる瞬間を記録した貴重な資料じゃないの

[houyhnhm]

グリム童話などで既に言われていたことで、古い話によく混ざり込んでる。

[uduki_45]

既に牛の首があるし、それほど驚くことではないのでは

[turu_crane]

星新一の「おーい、出てこい」と同じ内容の話が蒐集されてた

[mobanama]

星ショートショートの民話化。

[okemos]

星新一さんの作品が民話・都市伝説となって採集されていたという話。 #sfjpn