【コラム】「中道」と「平和」を偽装する勢力 | Chosun Online | 朝鮮日報

以前から予想されていたことだが、与党ヨルリン・ウリ党の関係者が「平和改革」、「中道統合」、「急進左派・保守冷戦派排除」を打ち出し、新党の結成を推進している。 もっとも「中道」、「重用」、「平和」、「改革」という言葉の辞書的な意味を、あえて忌み嫌う人はいないだろう。そのため、一部の人々は彼らの「新機軸」を「まだましなほうだ」と評するかも知れない。しかし彼らの唐突な「スローガン」のオンパレードは、意味するところも不明瞭(ふめいりょう)で、中身も見えず、額面通り受け取るのは難しい。 中道とは何なのか。もしくはどうあるべきなのか。中道に対する定義には諸説あるだろうが、少なくとも真の中道は全体主義や一党独裁、首領独裁と両立できるものではないはずだ。むしろ、それらに対してははっきりとした批判を表明すべき立場にあるといえる。全体主義も、自由民主主義でもなく、暴政と反暴政の中間といった中道などありえな

[kurokuragawa]

「本来「平和」や「中道」は思慮深い言葉だが、扇動家たちによって偽装や変身の道具に悪用されることも少なくない。」いずこもおなじ