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「どうでもいい存在」から抜け出し始めた日本 (2/3)
楽観論が出てくる理由はほかにもある。外国人投資家は日本にずっと否定的な目を向けてきたため、日本へ... 楽観論が出てくる理由はほかにもある。外国人投資家は日本にずっと否定的な目を向けてきたため、日本への投資額もかなり少なめになっている。 ゴールドマン・サックスによれば、外国人投資家が日本に投じているのは投資資金全体の15.6%に過ぎず、株価指数から示唆される標準値(19.6%)を下回る。日本への投資比率をこのベンチマーク並みにするだけでも、600億ドルの資金を新たに流入させる必要があるのだ。 また日本国内には、投資されるのを待っている資金がそれよりも多く存在する。アーカス・インベストメントのピーター・タスカ氏によれば、日本の年金基金は運用資産の12%しか株式に振り向けていない。また、家計の資産の55%は現金で保有されている。 さらに言えば、日本株は割安に見える。ロンドン在勤のアナリスト、アンドリュー・スミザーズ氏によれば、日本企業の利益は大きく変動するが、これはかなり大きな減価償却累計額を調
2013/01/23 リンク