水没の危機からツバルを救うのはムシ！？ 茅根東大教授が講演 | Devex Japan- 国際協力の求人・就職・転職・キャリアサポート

東京大学大学院理学系研究科の茅根創教授は10月13日、東京・日比谷の世界銀行情報センターで開かれたトークイベント「沈む島ツバルを星砂で救う」（主催：世界銀行）で、ツバルが水没する危機を星砂（ホシズナ）を増殖させることで回避するプロジェクトの意義と展望について講演した。 水没の原因は温暖化ではなかった！ 「ツバルが水没の危機に瀕しているのは、地球温暖化による海面上昇のせいではない」。茅根教授は講演の冒頭、こう断言した。 トークイベント「沈む島ツバルを星砂で救う」で講演する茅根創・東京大学大学院教授。「温暖化による水没の危機にあるツバル」ではなく、「ホシズナを増殖させることで、環境破壊・人口増加による水没の危機からの回避を目指すツバル」という視点でメディアに発信していきたいと語る 同教授によると、ツバルを沈めているのは地球温暖化のような「グローバル」な問題ではなく、むしろ人口増加や環境破壊など