エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
柄谷行人における「低次元での回復」と「高次元での回復」
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
柄谷行人における「低次元での回復」と「高次元での回復」
「抑圧された「ナチの亡霊」の回帰」で記したナチの回帰だが、柄谷行人の「抑圧されたものの回帰」は大... 「抑圧された「ナチの亡霊」の回帰」で記したナチの回帰だが、柄谷行人の「抑圧されたものの回帰」は大きく二種類あるんだよ、低次元での回復と高次元での回復が。だから矛盾しているわけじゃない。 「……貨幣も国家も、異なる交換様式から生じた観念的な力としてとらえることができます。さらにネーション(民族)についても同様のことがいえます。それはベネディクト・アンダーソンのいう〈想像の共同体〉ですから。つまり、Aの低次元での回復です」(柄谷行人さん『力と交換様式』インタビュー 絶望の先にある「希望」 2022.10.25) ネーションを形成したのは、二つの動因である。一つは、中世以来の農村が解体されたために失われた共同体を想像的に回復しようとすることである。もう一つは、絶対王政の下で臣民とされていた人々が、その状態を脱して主体として自立したことである。しかし、実際は、それによって彼らは自発的に国家に従属し