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風狂のバケモノ、寒山拾得 - 日本文化のよろづブログ
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風狂のバケモノ、寒山拾得 - 日本文化のよろづブログ
以前、【日本文化のキーワード】第二回 風狂では、一休宗純を取り上げました。今回「風狂」の補遺として... 以前、【日本文化のキーワード】第二回 風狂では、一休宗純を取り上げました。今回「風狂」の補遺として、中国の風狂隠者、寒山・拾得伝説をご紹介しましょう。 寒山は、中国唐代(7世紀頃)、浙江省天台山に住んだ、修行者・詩人であると言い伝えられます。その友人である、拾得とともに、奇怪な風貌、常人離れした言動、奇瑞などにより、後世神聖化され多くの伝説・詩文・絵画を作り出してきました。特に絵画の分野ではニタリと不気味に笑う、寒山拾得のアルカイックスマイルが、岸田劉生「麗子像」のモデルとなったことは有名です(後述)。 寒山は詩人でもあります。その作品集『寒山子詩集』により、伝説に覆われ隠された、実像に迫ることができます。が、なによりも二人の事跡は『寒山子詩集』の序文(詩を編纂したとされる、閭丘胤(りょきゅういん)著)に詳しくみられ、後の伝承・伝説・図画のオリジナルソースとして位置づけられています。まずは