道仁会・九州誠道会が抗争終結書面、県警確認急ぐ : 最新ニュース特集 : 九州発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

２００６年５月以降、抗争状態が続いている特定抗争指定暴力団道仁会（本部・福岡県久留米市）と同九州誠道会（本部・同県大牟田市）の関係者が１１日、九州誠道会を解散し、抗争を終結するとの書面を県警久留米署に提出した。県警は事実関係の確認を進めている。 抗争は道仁会の会長人事が発端となって勃発。道仁会を脱会した組員が九州誠道会を発足させ、双方の組事務所などへ発砲や手投げ弾による襲撃事件が続発した。０７年１１月には佐賀県武雄市の病院に入院中の男性患者が、九州誠道会関係者と間違われて射殺される事件も起き、一連の抗争で計１４人が死亡している。 両会は昨年１２月、改正暴力団対策法に基づき、特定抗争指定暴力団に指定された。福岡市や久留米市などの警戒区域で組事務所への立ち入りや組員の集合が禁止されている。

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”九州誠道会を解散し、抗争を終結するとの書面を県警久留米署に提出”