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No.82 EUREPGAP(ユーレップギャップ)の概要 | 西尾道徳の環境保全型農業レポート
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No.82 EUREPGAP(ユーレップギャップ)の概要 | 西尾道徳の環境保全型農業レポート
環境保全型農業レポート「No.81.農林水産省が基礎GAPを公表」のなかでEUREPGAPに若干触れたが,その概... 環境保全型農業レポート「No.81.農林水産省が基礎GAPを公表」のなかでEUREPGAPに若干触れたが,その概要をEUREPGAPのホームページとそこから入手できる資料によって紹介する。 ●EUREPGAPの歴史 EU(欧州連合)の加盟国は,国によって差はあるが,食料の輸出と輸入の双方を活発に行なっている。1990年代にBSE,農薬問題,遺伝子組換え作物の急速な導入などの問題が相次いで起き,消費者の食品の安全性に対する不安が高まった。 こうした背景の下に,EUREP(ユーレップ)(Euro-Retailer Produce Working Group:欧州小売業者農産物作業グループ)は,イギリスの小売業者と欧州大陸のスーパーマーケットとが中心になって,小売業者が販売する農産物の安全性に自ら責任を持つために,農産物を生産する過程での優良農業規範(GAP:Good Agricultural