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インサイド:Jリーグ20年 第1部 クラブ数の拡大/3 下部組織という資産 - 毎日jp(毎日新聞)
昨年12月4日、群馬県高崎市の浜川競技場は強風が吹き荒れていた。日本フットボールリーグ(JFL)... 昨年12月4日、群馬県高崎市の浜川競技場は強風が吹き荒れていた。日本フットボールリーグ(JFL)は残り2節。アルテ高崎戦の後半43分、町田のMF酒井良(34)が決勝点を挙げ、J2昇格条件の4位以内を事実上、確定させた。多くのJリーグクラブがトップチーム強化後に下部組織を整備してきたが、小学生年代から積み上げた歴史を持つ育成型の町田が、Jの舞台に上がった。 町田の前身、FC町田で中学時代にプレーした酒井は05年限りでJ2草津を戦力外となり、町田に戻ってきた。「本当は燃え尽きたつもりだった」と言う酒井を再びJリーグへと駆り立てたのは、町田のサッカースクールコーチとして触れ合った子供たちだった。 小、中、高校年代とピラミッドの底辺から徐々に組織化した町田に、社会人や学生によるトップチームが誕生したのは89年。小中学生年代では全国的な強豪として知られ、Jリーガーを輩出したが、トップの強化は遅れてい
2012/03/09 リンク