北海道開拓記念館：収蔵３５００点にカビ 空調管理ミス - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

道は４日、北海道開拓記念館（札幌市厚別区）に収蔵されている北海道開拓期の衣類や革製品、動物の骨など約３５００点にカビが発生したと発表した。空調管理を誤り、収蔵庫内が高湿度状態になったことが原因とみられるが、カビは発生の初期段階で、資料への目立った影響は確認されていないという。同館職員がアルコール消毒などを進めている。 同館によると、カビは７月１４日、地下の収蔵庫内に入った職員が発見した。原因を調べたところ、通常５０～６０％に保たれているはずの湿度が８０％に上昇していた。同館の管理業務を請け負う指定管理者の下請け業者が空調業務を担当しており、この業者が湿度調節を誤ったため、湿度が上昇したという。 同館は「これだけ多くの資料にカビが生えたのは初めて。速やかにカビを除去し、今後空調管理を徹底したい」と話している。【和田浩幸】

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指定管理者の下請け業者が空調業務を担当

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「これだけ多くの資料にカビが生えたのは初めて。速やかにカビを除去し、今後空調管理を徹底したい」