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社説:米追加金融緩和 バブルの教訓忘れたか- 毎日jp(毎日新聞)
米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)が、また大規模な金融緩和を始める。住宅ローン担保... 米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)が、また大規模な金融緩和を始める。住宅ローン担保証券を大量に買い、市場に出回る資金の量を増やす量的緩和である。 リーマン・ショック後、初めて実施して以来、今回で3度目だ。過去2度の緩和では計2・3兆ドルもの資金が供給されたが、景気の改善は続かなかった。このため経済専門家の間では、第3弾の効果を疑問視する声が強かった。 バーナンキFRB議長自身、金融政策に限界があることを認めている。円高など他国の通貨高やエネルギー価格の上昇など、副作用も多く指摘されてきた。 にもかかわらず、今回、大々的な第3弾となった背景には、大統領選挙が近づき、雇用情勢の改善の遅れがクローズアップされていることがある。このため今回は、過去の量的緩和と異なり、終了時期や総枠を明示しなかった。失業率が明らかに下がるまで、毎月400億ドル(約3・1兆円)の供給を続け、それでもだめ
2012/10/27 リンク