入れ墨調査:数十人が回答拒否、処分へ…大阪市検討－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)

大阪市が全職員（市教委を除く）約３万３５００人に入れ墨の有無を尋ねた調査を巡り、数十人が現在も回答を拒否していることが分かった。市は正当な理由のない回答拒否は職務命令違反にあたるとして減給や戒告などの懲戒処分にする方向で検討を始めた。懲戒処分が人事評価に反映されない現行制度の改正も検討する。 調査は、市が今月１〜１０日に実施。１６日の中間報告では、１１０人が「入れ墨をしている」と回答。しかし、休職者を含む５１３人が１０日までに回答しなかった。橋下徹市長は「回答を拒否した職員の昇進は認めない」と述べ、未回答者をリストアップするよう指示。市人事室は各部局に対し、２３日までに回答させるよう改めて要請していた。 人事室によると、未回答者は、入院などによる長期休職が大半だが、数十人は回答を拒否しており、理由を精査した上で処分を検討する。また、懲戒処分を年１回の人事評価に反映させる制度作りも検討する。

[daruyanagi]

「市の児童福祉施設の職員が児童に入れ墨を見せるなどし、昨年９月にセクハラなどと合わせて停職２カ月の懲戒処分を受けた。しかし、同年１１月のボーナス査定では、４段階中トップのＡ評価を受けていた」