記者の目：鳩山「理系」政権、科学思考生かせ＝元村有希子 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

鳩山由紀夫首相が就任した。東京大工学部で応用数学を学び、博士号も持つ初の「理系」首相だ。さらに、政権の中枢を理系が占めた。明治以来、日本をひっそりと支えてきた理系人たちが表舞台に立った。鳩山政権の手腕は未知数だが、文系主導の社会を変えていく潜在力に注目している。 研究者や技術者らの生き方を通して「科学技術立国日本」を検証する毎日新聞の連載「理系白書」（０２年１月～）が０３年６月に単行本になった時、編集者がつけた副題は「この国を静かに支える人たち」だった。大学や大学院で理学、工学、農学などを学んだ「理系人」たちはその専門力で社会に貢献してきたが、組織のトップの座からは遠ざけられてきた。 その典型が官界だ。キャリア官僚は採用時、事務官（文系）と技官（理系）の割合は半々なのに、トップの事務次官は９割以上が東大法学部卒の事務官である。１８７１（明治４）年の「工部省沿革報告」には「技術官僚は事務官僚

[fujiyoshisyouta]

『理系』はインプット偏重で、『文系』はアウトプット偏重なんだな。アホっぽく見える文系をよく見ていると、インプットなしでひたすらアウトプットしようとしていることが多い。

[buckeye]

「文高理低」の伝統を覆す鳩山内閣。「文系が決め、理系が作り、文系が売る」手法の終わり。

[Itisango]

文系理系にこだわり過ぎだと感じた。だが、文系理系にうるさくこだわるのは日本の社会そのものか…

[kechack]

鳩山、菅以外はメーカー系労組出身。メーカー労組の幹部は昔は工業高校卒だったけど今は理系大卒が多い。