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X線:感度1000倍アップ、東大などが撮影装置を開発 - 毎日jp(毎日新聞)
指の関節を写した従来のX線画像(左)と、新装置による画像。矢印の先に軟骨の輪郭が写っている=埼玉... 指の関節を写した従来のX線画像(左)と、新装置による画像。矢印の先に軟骨の輪郭が写っている=埼玉医大提供(共同) 東京大、兵庫県立大とコニカミノルタエムジーなどの研究チームは、従来より約1000倍も高感度のX線撮影装置を開発したと発表した。骨など硬い組織に比べ、従来のX線装置では撮影が難しかったがん細胞や軟骨などを画像化することができ、指先を動かす細い筋肉まで判別できる。実用化すれば、乳がんのより早期の発見や、関節の軟骨の異常からリウマチの早期診断が可能になるという。 従来の装置は、X線が体を透過する時に吸収される量が多いほど濃い画像になる仕組みで、X線をあまり吸収しない軟骨などの撮影は困難だった。百生(ももせ)敦・東大准教授(X線光学)らは、X線が透過時にわずかに屈折することに注目。体の組織による屈折率の違いを識別し、画像にする技術を開発した。この方法なら軟らかい組織でも鮮明に写せるうえ
2011/02/22 リンク