スーチーさん軟禁解除：在日ミャンマー人 喜びと懸念交錯 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

「民主化に一筋の光が見えた」。ミャンマーの民主化運動指導者、アウンサンスーチーさん（６５）が１３日、７年５カ月ぶりに軟禁解除され、日本国内で民主化運動に携わるミャンマー人らからは喜びの声が上がる一方、今後の活動で再び軍事政権に拘束されないか心配する声も聞かれた。 ミャンマーの民主化に取り組むビルマ連邦国民評議会日本代表のマウンミンニョウさん（６２）は「とても喜んでいる。軍政との対話で民主化を進めてほしい」と期待する。軟禁解除の背景については「国際社会に総選挙の結果を認めてもらうためだろう。経済制裁の打撃は大きく、これをきっかけに国際社会との関係を改善したいのではないか」と指摘。「いつまた軟禁されるか分からない。ＮＬＤ（国民民主連盟）はデモで対立するのではなく、組織を固め軍政に対抗できる力を蓄えるべきだ。日本を含め国際社会は慎重に行動し、民主化を後押ししてほしい」と話した。 ＮＬＤを支持する