福島第１原発：原因究明担う政府事故調が初会合 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

第１回東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会に臨む畑村洋太郎委員長（右）＝東京・永田町で２０１１年６月７日午前１１時１８分、竹内幹撮影 東京電力福島第１原発事故の原因究明などを担う政府の「事故調査・検証委員会」の初会合が７日、東京都内で開かれた。失敗から根本原因を追究する「失敗学」の第一人者、畑村洋太郎・東京大名誉教授を委員長に１０人の有識者で構成。従来、原子力行政を推進してきた専門家らとは一線を画すメンバーが、いかに独立性を保ち、国民や国際社会に開かれた立場で、技術的な問題はもちろん、制度の見直しまで切り込めるかが焦点になりそうだ。年内に中間報告をまとめる予定。 初会合では冒頭、菅直人首相が出席し、「従来の行政から独立した委員会として、しっかり判断していただきたい。私自身を含め、被告と言ったら強い口調だが、頼まれれば出席する。世界の注目にこたえる報告をお願いしたい」とあいさ