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イタリア:くすぶるメディア「公的支援」削減 - 毎日jp(毎日新聞)
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イタリア:くすぶるメディア「公的支援」削減 - 毎日jp(毎日新聞)
【ローマ藤原章生】金融危機に端を発したメディアの経営危機を救うため、各国で検討が始まっているメデ... 【ローマ藤原章生】金融危機に端を発したメディアの経営危機を救うため、各国で検討が始まっているメディアへの「公的支援」について、導入済みのイタリア政府が削減を示唆。その是非が議論を呼んでいる。政府は7億ユーロ(約890億円)にのぼる公的支援の削減を目指したが、メディア側が「首相に対する批判を封じ込めるのが狙いだ」と強く反発。今年度分の削減は見送られたものの、政府内部で削減論はくすぶり続けている。 公的支援は、メディアの独立や、イタリア政府が当初目指した「経営安定化による言論の多様性保持」の是非など、多様な観点から議論を呼んでいる。 イタリアでは81年施行の通称「メディア法」により、政党紙から一般紙、業界紙、宗教新聞までほぼすべての新聞への公的資金投入が始まった。90年の法改正で対象はテレビ、ラジオに広がった。 放送局の場合、教育、文化的な番組の度合いに応じ、また新聞の場合、発行部数で決まる紙