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『チェルノブイリ』のために
バルセロナ、西地中海の文化的拠点のひとつであるこの都市から、あの「チェルノブイリ」を巡るグラフィ... バルセロナ、西地中海の文化的拠点のひとつであるこの都市から、あの「チェルノブイリ」を巡るグラフィック・ノヴェルが届いた。手渡されたぼくは、読んだ。打たれた。人間的経験としての「チェルノブイリ」に関して、ぼくらが取り逃がしていたものが描かれている。そのもっとも重要で胸に迫る部分、その核心が描かれている。それはこの土地をまるごと愛し----耕される田園、町、森や川を愛し----それなのに突然そこを追われなくてはならなかった人たちが、心に抱く風景だ。家族の歴史と深く絡み合った、奪われた風景とその匂いが、丁寧な取材に立つ二人のアーティスト(シナリオ+作画)の仕事によって、遠い土地に住むわれわれに提示される。遠い土地? ちがう、チェルノブイリを遠いと考えたことが、すべてのまちがいの始まりだったのだ。 一九八六年四月に起きた、当時人類史上最悪のチェルノブイリ原発事故は、その途方もない規模と事後の放射能
2012/03/09 リンク