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超映画批評『カポーティ』70点(100点満点中)
『カポーティ』70点(100点満点中) 他人の人生にかかわる怖さを描いた、見ごたえあるドラマ トルーマン... 『カポーティ』70点(100点満点中) 他人の人生にかかわる怖さを描いた、見ごたえあるドラマ トルーマン・カポーティという人は、ノンフィクション小説のパイオニア。彼が、1959年におきたカンザス州一家4人惨殺事件の犯人に獄中取材し書き上げた『冷血』は、大ベストセラーとなり、世間に衝撃を与えた。映画『カポーティ』は、その執筆過程を丹念に追った伝記ドラマだ。 1960年、殺人犯スミス(クリフトン・コリンズ・Jr)の存在を知った作家カポーティ(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、彼が起こした事件を次回作の小説にすべく、何度も接触を試みる。彼は、親身になって話を聞いてやり、やがてスミスに心を開かせることに成功する。ところがカポーティはその裏で、彼を信頼して真実を打ち明けたスミスを裏切るような内容の小説を書いていた。 できれば題材となっているカポーティの小説『冷血』や、彼の盟友であるネル・ハーパー・
2015/01/04 リンク