asahi.com:生キャラメルブームで経木業界甘〜い活況-マイタウン北海道

■生キャラメルブームで容器増産 ■「年商２倍」 雇用も拡大 未曽有の不況の中、北海道発の生キャラメルのヒットで、経木（きょうぎ）を使った容器を作る会社が元気だ。作っているのは道内の小規模な業界。社員やパート従業員などを増やした会社もあり、この機を逃すなとばかりに市場開拓や増産をにらみながら雇用対策も練っている。（吉田芳彦） 北見市留辺蘂町の「中村経木」（中村憲二社長、資本金１千万円）は社員１４人、パート３４人。生キャラメルやチーズケーキなど５種類の容器を１日約１万６千個作り、生キャラメルブームを巻き起こしたタレント田中義剛さん経営の花畑牧場に出荷している。 中村経木では、経木を使った容器の生産量は一昨年は１日約千個だった。それが昨年春ごろからの生キャラメル人気で急増した。昨年の年商は前年の２倍、約２億８千万円にのぼる見込みだという。 道のりは平坦（へいたん）ではなかった