asahi.com:過剰被曝 強制捜査で新局面-マイタウン山梨

■検査書類など１０００点 市立甲府病院から押収 市立甲府病院の放射性物質による検査で起きた過剰被曝（ひ・ばく）問題は１６日、県警の強制捜査で新たな局面を迎えた。日曜日でひっそりとした病院に家宅捜索のためスーツ姿の捜査員が慌ただしく出入りする姿が目立った。 家宅捜索の容疑は、放射線部の男性技師長補佐（５４）が独断で放射性物質の投与量を決めたなどとする医師法違反だ。病院には１６日午前８時半すぎ、県警生活環境課と南甲府署が捜査員４０人態勢で捜索を開始。約９時間半後の午後６時すぎ、約５０箱の段ボールが捜査車両に次々と積み込まれた。押収資料は検査の関係書類など１千点に上るという。ニュースで知った患者の家族らが、病院に駆けつける姿も見られた。 技師長補佐の住む笛吹市内の自宅には１６日午前８時半すぎ、捜査員２人が入った。約２時間の捜索が終わると、技師長補佐は家族が運転する車の後部座席に乗り込み、捜