テレ朝、所得隠しで責任者解雇 - ライブドアニュース

テレビ朝日は28日、05年３月までの３年間に放送した７番組に絡む架空の制作費を制作会社に支払ったとして、東京国税局から１億3750万円の所得隠しや経理ミスを指摘されたことを明らかにし、申告漏れ総額は約１億5548万6024円になると発表した。同社の独自調査でさらに１番組で社内ルールに抵触する運用2000万円相当が確認され、計８番組の制作費で不正運用総額が１億5750万円にのぼることがわかった。追徴税額は重加算税などを含めて5926万5800円。 同時に同８番組を担当した男性チーフプロデューサーを懲戒解雇し、広瀬道貞会長と君和田正夫社長に減俸20％を３カ月、該当番組の放送時に編成制作局長を務めていた早河洋専務に減俸30％を３カ月間など計12人に対する処分を29日付で行うと発表した。 このプロデューサーは事態が発覚した昨年11月から、健康上の理由や調査を円滑に進める観点から、自宅待機中だという