「Gのレコンギスタ」4話の繋がらない富野流会話劇の意味

「Gのレコンギスタ」4話。 アイーダに連れられて、ベルリ・ノレド・ラライアが宇宙海賊の元へ。 一方キャピタル・アーミィはデレンセン大尉のカットシー部隊を使い、 宇宙海賊を叩く魂胆だが、ベルリはカーヒル大尉の件で アイーダに貸しがあると感じ、戦いを止めようとGセルフに乗る展開。 カットシー乱舞というタイトル通り、 カットシーとGセルフの戦いが小気味よく描かれていた。 さて今回はGレコの会話劇について、4話を例に語ってみたい。 まず富野監督の作品は、Gレコもキャラ同士の会話が噛み合わないと指摘されている。 しかし他にも動作にしてもキャラクターがどこかに飛び移ろうとして失敗しそうになる、 もしくはストーリーの進行上を見ても、何かを行おうとしても進まないなど、 富野作品は世界観・キャラの会話や動作も含め「うまくいかない」価値観で通底される。 これが前提としてある。「ディスコミュニケーション」的であ

[juangotoh]

現実の会話って、会話というより発話と反応もしくは受け流しで成り立ってたり、インタビューや対談のテープ起こしなんて、編集しなかったらすごく「何言ってんだこいつら」みたいになるよね

[bigburn]

しっかり繋がりすぎてる会話は一人の人間が自問自答してるようで逆に居心地悪いのよね

[Shin-JPN]

実際の日常会話は傍から聞けば殆ど繋がってない。状況への互いの察しで通じてる（気になってる）だけ。ちゃんと繋がってる会話を出すのはリアリティ無視したフィクションのお約束に過ぎないのを思い出させる富野節

[nisatta]

会話補完能力は、流れを先読みするところに頼ってたりするので、普段の会話でも（あれっ意図がずれたけど会話が繋がっちゃった）というのは割にある。意識的か無意識的か演出か、繋がらなくても面白い、のが面白い。

[cherry-3d]

テープ起こしや対談構成をやって初めて、人間の会話がいかに文法として間違っていて、いかに繋がっていないかを痛感し、富野セリフというのはカッコつけた言い回しでなく、リアリズムだと知ったのです、私は。

[northlight]

会話は、本質的には繋がっていない

[agleldvr]

“Gのレコンギスタは、繋がらない会話の連続のようにも聞こえるかもしれないが繋がらないのが普通であり、会話とはつなげているだけに過ぎない”

[kira0430_ko]

失われた何か　「Gのレコンギスタ」4話の繋がらない富野流会話劇の意味

[florentine]

このへん、大事。

[motowaka]

Gのレコンギスタは、繋がらない会話の連続のようにも聞こえるかもしれないが繋がらないのが普通であり、会話とはつなげているだけに過ぎないと捉えればまた新しい見え方ができるのかもしれない。

[nuryouguda]

戦闘の後、デレンセンの部下を大量殺戮したクリムと接触回線でベルが「繋がれた」って思って安堵しちゃうってのはかなり皮肉が効いてた

[ohagi23]

繋がらない会話劇は、繋がった時に起こる奇跡のためにある。