「人間って怖い」クマに学習…兵庫県 : 動物トピックス : 季節自然 : 関西発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

２００４年ごろから頻繁に人里に出没するようになったツキノワグマについて、兵庫県が人を怖がるように脅して、山に帰す「学習放獣」を実施したところ、４分の３がその後、人里に出て来ず、一定の効果を上げたことが、同県の追跡調査でわかった。各地でツキノワグマの駆除が続く一方、絶滅も心配されるだけに、環境省もこの調査結果に注目し、「各自治体と協力し、全国的に検証したい」としている。 同県は０３年６月にまとめた「ツキノワグマ保護管理計画」で、追い払っても再び人里に現れたクマについて、捕獲後、爆竹や唐辛子スプレーなどで脅し、人の怖さを教えて放す学習放獣を行うことを決めた。 ０４〜０６年度に計４２頭で実施、発信器をつけて追跡調査した結果、２６頭（６２％）は捕獲地点から２キロ以内に戻らず、６頭（１４％）は同地点周辺に戻ったが、生活圏には現れなかったという。 ツキノワグマは下北半島や中国地方など全国６地域で「絶滅

[rna]

やさしさだけじゃクマは愛せないから

[amesuke]

学習するもんなんだな

[spica]

捕獲後に爆竹や唐辛子スプレーで脅してから放す「学習放獣」をした熊の76％が、その後人里に出てこなくなった、との調査結果。怖がられるのは哀しいが、襲われたり死なれたりに比べれば全然マシであるがでも哀しい。