bpspecial ITマネジメント「情報を活かす-サーチエコノミー(2) 検索エンジンで圧倒的シェアを誇るGoogle」

情報の“伝送”と“記憶”という2つの機能の技術革新がインターネットの普及を加速したと言える。インターネット上の情報はネットワークを介して一瞬のうちに伝送され、記憶されるようになった。情報は文字だけでなく、iPodのように音声や映像などいわゆるリッチコンテンツまでインターネットでダウンロードできるようになってきた。このように、インターネット上での情報が爆発的に増加したことが、検索エンジンが必要となってきた背景にあるが、その状況を数値的に検証したのが、カリフォルニア大学バークレー校が実施したプロジェクトである。 2000年に発表された報告書によると(2)、まず人類がこれまでに蓄積してきた全情報量を計算している。まことに気の遠くなるような作業だ。書物はもちろん、スペインのクスコー壁画からテレビ・ラジオ番組などあらゆる媒体に人類が蓄積した情報を対象としている。その結果、人類が30万年かけてこれま

[zetamatta]

曰く『人類が30万年かかって蓄積した情報量(12EB)より多くの情報が次の3年で蓄積される』

[nkfj]

人類がこれまでに蓄積してきた全情報量