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第31回 安全と安心 | WIRED VISION
第31回 安全と安心 2009年5月11日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) ISO(国際標準化機構... 第31回 安全と安心 2009年5月11日 (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) ISO(国際標準化機構)/IEC(国際電気標準会議)のGuide 51という規格(規格に安全面を導入するためのガイドライン)では、安全とは「受け入れ不可能なリスクがないこと」と定義されています。ここでいうリスクとは「利を求める代償としての危険」のことで、自然災害のような受動的な危険はリスクと呼びません。富士山は噴火する危険はありますが、噴火するリスクがあるとは言いません。電話やネットのように便利さを求めるものにはオレオレ詐欺にひっかかるリスクがあったりすることになります。つまり、能動的な行動にリスクはつきものですが、リスクが充分小さいものは安全であると数値的な解釈ができることになります。 このように安全は客観的に定義が可能ですが、安心は主観的なものなので、必ずしも安全さと安心感は比例しません。例えば、
2009/05/11 リンク