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コラム「南風」 我々の気が付かないこと - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
コラム コラム「南風」 我々の気が付かないこと2010年6月26日 今年も慰霊の日が廻(めぐ)り来た。糸... コラム コラム「南風」 我々の気が付かないこと2010年6月26日 今年も慰霊の日が廻(めぐ)り来た。糸満の国立戦没者墓苑では毎年盛大な慰霊祭が国、県により挙行されるが、私はいまだにそれに参加したことがなく、同じ糸満にある魂魄の塔で手を合わせている。我々(われわれ)が掘り出した遺骨が納められている戦没者墓苑に行くべきか毎年迷うのだが、スーツ姿の政府関係者の近くより重箱や果物を携え子や孫を引き連れたおばーや独りで来て魂魄の塔を見詰めたまま近づくでもなく立ち去るでもなく独りたたずむ老人の近くに居たいのである。 沖縄戦が終了して収容所から戻ってきた住民が最初に行ったのは集落や耕作地にある戦死者の遺骨収集である。それは被害者である住民だけでなく戦争中は敵である米兵より怖かったという日本兵の遺骨も分け隔てなく拾い、集落の外れに集め慰めるために塔を建てたのが各地にある慰霊の塔である。それは沖縄戦を
2010/06/28 リンク