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0750 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
30歳代のおわりころ、空海の夢をたてつづけに見た。樹木の中にいたら、子供が外から樹皮に電気ドリルで... 30歳代のおわりころ、空海の夢をたてつづけに見た。樹木の中にいたら、子供が外から樹皮に電気ドリルで文字をコツコツ彫りはじめた。そこへ弘法大師がやってきて子供を褒めた。そういうような夢のいくつかである。 そんなことがあって1984年に『空海の夢』(春秋社)を書いた。空海については20代に『声字実相義』を読んだのがきっかけでいろいろ読んではきたが、司馬遼太郎が『空海の風景』を発表したあとだったこと、かつ、ぼく自身も工作舎を離れて最初に書きおろす本だということもあって、かなり入念な構想を練った。叙述の仕方も章立てによって少しずつ変えた。仕上がりはいまでもけっこう気にいっている。 刊行まもなく、そのころまだ面識のなかった宮坂宥勝さんが「週刊朝日」に、すでにいろいろ教えを乞うていた松長有慶さんが「朝日新聞」に、秋月龍珉さんが「中外日報」に、かなり好意的な書評をしてくれた。 そこに何を書いたかというこ