ダイソン球の起源、そして誤解されたイメージ - 100光年ダイアリー

はじめに ダイソン球とは何か ひとつながりの球殻構造物という誤解 ダイソンの論文 忘れ去られたダイソンの補足 近年の記事 ダイソンのインタビュー動画 誤訳による紛らわしい記述 発想源はステープルドン 本来のダイソン球の姿 名称の誕生と誤解の広がり 追記1 追記2 追記3 追記4 参考 はじめに 2015年に連星系KIC 8462852に関するニュースが話題となり、ダイソン球という用語をあちこちで目にした。 当時、このニュースに対する反応を色々と眺めながら、ダイソン球のイメージが当初からは異なった形で広まってしまっているのを実感したが、そもそもダイソン球の起源についての詳細な解説がWebに存在しないことも分かったので、改めて事実関係を確認した結果を整理しておく。 ダイソン球とは何か 人類を含む地球上の生命が利用しているエネルギーは、地熱や原子力などを除き、元をたどればそのほとんどは地球に降り

[tach]

ダイソン球はダイソン・オリジナルではなく元ネタはオラフ・ステープルドンの『スターメイカー』だった！　その本30年前に買って以来ずっと本棚に置いてあるけどまだ読んでない…orz

[ebmgsd1235]

思いがけぬ詳細な記事との遭遇に感謝。「その親星を完全に囲んだ人工生物圏を占める知的種族が発見されるはずだ」で、電波だけでなく赤外線放射源の探索。だが「biosphere（生物圏）」であって 「sphere（球）」ではない

[terazzo]

単一の物体ではないだろうけど球状にまとまった雲のようには見えると思われるので呼び名としては球でもいい気はする

[petitbang]

おおおこれは興味深い。

[FeZn]

バイオスフィア→スフィアという誤解が、初期から発生していた。（超ざっくり）

[criticabug]

原著論文だけでなくロシア語圏とかSF作品とかも参照してて労作だよ。ダイソン氏は球と言っていないうえ恒星のエネルギーを捕えるアイディア自体は1937年のSF小説。インタビュー http://www.youtube.com/watch?v=keSO-EyM8DU

[kz78]

"私は星を囲んだ複数の物体の群れを想像していました。それは星の光すべてを使う方法になるので、外部からは実質、むしろ塵の雲のように見えるでしょう"

[cubed-l]

小惑星帯よりも濃いリングから形成していくイメージかな

[mojimojikun]

( ･∀･)つ〃∩ ﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰﾍｪｰ

[ROYGB]

２０１７年のエントリー。

[cinefuk]

"私は星を囲んだ複数の物体の群れを想像していました。それは星の光全てを使う方法になるので、外部からは実質、塵の雲のように見えるでしょう。これに名前をつけたければ、ダイソン球ではなく「ステープルドン球」"

[sugawara1991]

ははあ「ダイソン『球殻』」は実際は島一号型コロニーのような人工天体の単体を示していて、恒星の全放出エネルギーを使い尽くすためにはそれが恒星の全天を覆い隠すだろうとのイメージだったのか

[raamen07]

絵で解説して

[oooooooo]

“そう、それは非常にはっきりと名前が付けられていて、実はそこそこ楽しんで見ました。まるっきり荒唐無稽ではありますが、映像作品としてはなかなか良いものです。”

[barringtonia]

“それが存在したなら、もちろん球体ではないはずですね。私は星を囲んだ複数の物体の群れを想像していました。それは星の光すべてを使う方法になるので、外部からは実質、むしろ塵の雲のように見えるでしょう”

[MIZ]

“星を取り巻く固い殻やリングは、機械的に不可能である。私が想定していた「生物圏」の形状は、星の周りの独立した軌道を巡る物体の、緩やかなまとまり、または群れから構成される”

[quick_past]

ダイソン球＝完全に主星を覆う一つの構造物。という誤解について