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Adieu, mon frère. - 小さき者のメモランダム
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Adieu, mon frère. - 小さき者のメモランダム
これは悲しい物語ではない。 社会の片隅に生きるひとりの人間が、世界の片隅に生きたひとりの人間に救わ... これは悲しい物語ではない。 社会の片隅に生きるひとりの人間が、世界の片隅に生きたひとりの人間に救われた。そういう話だ。 — 昔々あるところに、男がいた。 男かどうか訊いたわけではないけれど、少なくとも表面的にはそうであったと思う。 朝から熱心にラーメンスープを炊いていたかと思えば、唐突に人生哲学を呟いたり、油に旨味をのせる研究を始めたり。そういう不思議な人物だった。 いや、正確に言えば、不思議に思うべき人物ではあったが、僕自身はそれほど不思議には思っていなかったかもしれない。 彼の言動は、例えそれが自分とは違う意見でも、或いは自分なら絶対にしない行動だったとしても、なぜかいつもストンと腑に落ちた。「ああ、そういう考え方はあってもいいな」と思わせてくれた。 そう思えた理由は自分でまだ明確になってはいないけど、彼はいつでも彼らしく、自身の中にある何らかの筋を通していて、少なくとも目先の利害によ