どうも、僕です。 という書き出しを一度やってみたかった。 ブログというのは面白いもので、人によってスタンスというか作品性にずいぶん違いが出る。「どうも、」とラジオのような語りかけから入る人はブログというものをメディアとして、つまりある種の番組や連載のように捉えているのかもしれないし、前置きもなく出来事や心情をポツポツ綴っている人にとっては日記や詩集のようなものかもしない。或いは批評であったり評論であったり、趣味のアルバムやナレッジ共有ツールのように記録している人もいて、さて、自分の場合はなんだろうと考えた。 このブログは内容にも文体にも統一性がない。最初の記事に書いた通り、ここはそもそも特定のコンセプトを持たないことをコンセプトに始めた。 ただ、そうやって書き残してきたいくつかの駄文に共通しているのは、本題はいつもたいした話ではなく、こんなことがあったあんなことがあったと寄り道しながら私的