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小山田圭吾問題:お粗末な五輪組織委員会
小山田圭吾氏の壮絶いじめ問題が、大きな騒動となっている。私は、小山田氏の和光学園中学時代からの友... 小山田圭吾氏の壮絶いじめ問題が、大きな騒動となっている。私は、小山田氏の和光学園中学時代からの友人で「フリッパーズ・ギター」時代の盟友である小沢健二氏と高校の軽音楽部で同期だった。小山田氏と高校時代に会ったこともあり、噂話も聞いたことがある。ここでは人格問題は、あえては書かないようにする。 いずれにせよ、今回の騒動の発端は、小山田氏が五輪開会式の作曲者に選ばれたことだ。そこに大きな疑問がある。 大会組織委員会の当事者意識が、あまりに薄弱だ。開会式数日前で音楽を変更することができない、という事情があるのはわかる。だが、そうであるならば、なおさら大会組織委員会としての倫理的立場ははっきりと表明し、糾弾すべきことを糾弾したうえで、五輪精神に傷をつけて多くの人々の期待を壊したことを本人と共に謝罪すべきではないか。 ところが五輪組織委員会は、「『組織委員会として把握していなかったが、不適切な発言であ