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『★ILL SLANG BLOW'KER その1』
制作も順調に終わり、BIG FACEの車屋のツテを頼り、俺たちは格安のハイエースバン"CARAVAN"をみんなで割... 制作も順調に終わり、BIG FACEの車屋のツテを頼り、俺たちは格安のハイエースバン"CARAVAN"をみんなで割り勘して買った。確か、10~15万ぐらいだったと思う。 俺たちはそのバンに、スポンサーになってもらう代わりに、落書きや、ステッカー等を貼らせた。街の先輩や、ダチ公達の手により、あっという間に、CARAVANは落書きだらけのスラム・バンになった。 今はJIUCEというBARになっているDUE DUEという小箱で、壮行会みたいなPARTYを街の先輩やダチ公達が開いてくれた。 俺たちもLIVEをしたはずだが、あまり記憶に無い。きっと呑み過ぎたんだろう。 街を飛び出して行く俺たちを、みんなが送り出してくれた。 次の日のLIVEは飯塚。体育館でのイベントだったが、客は5~6人しかいなかった。 中々サムイLIVEをかまして、俺たちは速攻ホームシックになり、一旦福岡に戻った。体制を立て直し、