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『躁うつ病は減っているのか?』
これはパラドックス的であり、バカみたいなタイトルだが、あえてこれを選んだ。 過去ログで生来性にファ... これはパラドックス的であり、バカみたいなタイトルだが、あえてこれを選んだ。 過去ログで生来性にファジーな器質性障害を帯びた人たちが増えているので、統合失調症は発症しにくくなっているのではないか?と書いている(参考)。統合失調症は、もう軽症化の話が言われ始めて長いが、軽症化どころか統合失調症そのものが減っていると思う。 もしそうなら、同じ内因性疾患、躁うつ病はどうなのか?と言う問題である。 最近の論文的には双極性障害は「かなり増えている」ことになっている。これは双極2型が意識され始めたことと、未成年の人の双極性障害も診断され始めたことも無関係ではない。 僕は内因性と呼べる躁うつ病は減っていると思う。その理由は統合失調症と同じだ。 躁うつ病は本来、珍しい精神疾患なのである。少なくともずっと以前はそうであった。一般に躁うつ病は統合失調症よりも発症年齢は遅く、もし16歳くらいで双極性と言える病状が
2013/09/15 リンク