『農産物流通の未来と農家の目指すべきもの』

今日も研究会の話を書こうと思ったのですが、ちょっと目先を変えた話を書きます。 最近、様々な場所から講演に呼ばれるのですが、テーマを決める際にこれからの農業はどうなるという話はどうでしょう、また、個々の農家はどのような対処をしたら良いのか、と言うテーマを提案するとすんなり決まる場合が多い。 つまり、今後日本の農業がどうなって、濃化はどうすべきかという話をすることが多いわけです。 今日はそれについいて簡単に触れてみたい。 即ち、日本の農業がどのようになり、農家はどのように対処すべきかという話である。 いつも書いている話ですが、ひとまとめに書くということなので別に目新しい話ではありません（笑）。 まず市場規模そのものが小さくなってゆくので、競争は激化するばかりで生き残り競争になります。 農産物には高価格帯のもの、普通価格帯のもの、低価格帯のものと分かれますが、高価格帯のものは市場規模が非常に小さ

[agrisearch]

「（農家の多くは）市場から求められているものがわかっていないわけです。低価格で販売しても利益が成り立つような農業を行うためには、ロスを少なく（歩留まりをあげる）、安定的に供給することです。」