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舛添要一『クリミア併合の二の舞か:秒読み段階のロシアのウクライナ侵攻』
アメリカのバイデン大統領ロシアのウクライナ侵攻が目前に迫っているという認識を示した。プーチン大統... アメリカのバイデン大統領ロシアのウクライナ侵攻が目前に迫っているという認識を示した。プーチン大統領がウクライナ侵攻を決定したという判断である。 クリミア併合に状況が似てきた。2014年3月にロシアはクリミア半島を併合するが、それは、住民投票でロシア帰属が決められたとことを根拠にしている。 クリミア半島は、1954年にフルシチョフによってロシア共和国からウクライナ共和国への「友好の証」として譲られたが、それは水道管の敷設のための便宜でもあった。37年後にソ連邦が崩壊することなど夢にも思わなかったフルシチョフにとっては、クリミアがどの共和国にあろうが、ソ連邦の一地方であることには変わりはなく、たいした問題ではなかったのである。 しかし、もともとはロシア共和国に属し、ロシア人も多いこの地域は住民投票をすればロシア帰属が決まるのは当然である。しかし、クリミアの住民投票は、ウクライナ全国民が行ったも
2022/02/20 リンク