『平家物語』巻11 「那須与一」～「弓流」に関するわだかまり

『平家物語』の名場面、那須与一が扇の的を射抜くシーン。問題はこのあとだ。 平家方に、那須の技量に感極まった50ばかりの男があり、舟上で舞を踊りはじめた。 大任を果たした那須与一のところに伊勢三郎がやってきて「命令だ。あの男も射よ。」と伝える。那須は男を射殺す。 これが昔っから納得いかねえ。そこまですることねえじゃん。 これは何も21世紀の平和な時代に私が生きているからそう思うばかりではない。 『平家物語』にも、この一件の後「無情だ」と言う者も多かったとある。 やっぱそうじゃん！ 絶対おかしい。 射るのを命じたのは、名前は出てこないけど順当に考えて源義経だろう。 扇の的を射るよう命じたのも義経だしね。 俺は義経のこういうところが嫌いだ。 美しい「扇の的」のシーン。春風に乗って射られた扇がひらひらと一舞、二舞…なんてノリのあとに、突然戦争・抗争の現実を突きつけられるようだ。 戦争なんだから仕方

[whkr]

神奈川のヤンキーなんで仕方ない。

[Yoshitada]

いや、源氏っつーか、東国武士(あずまえびす)は、ほっとくとすぐに身内で首の獲り合い始めるような、DQNの蛮族(バーバリアン)なんで、しょうがねぇス(爆　義経はそれに輪をかけて、戦争以外興味ない男だし……。

[Shin-JPN]

まあそういうKYな奴だったから当時も「死ねよ、義経」って思われて義経は殺されたわけで。むしろ普通な感想かと。

[sabacurry]

まず踊り始めるところから納得いかないけどね

[zeromoon0]

そりゃいくらスナイパーの腕がよくて敵味方感心したとしても、戦場で急に賞賛のブレイクダンスとか始められたらイラっとするわな。

[narwhal]

あれは源氏のDQNっぷりを描きたかったんだろう

[wonodas]

まぁ踊り出す方も踊り出す方ですよ　逃げろよ

[sovietrockets]

殺してしんぜよう

[mitimasu]

扇って、あれは義経に向けられた「おまえらの大将はチビで半弓だから、この扇を射落とすどころか届きもしまい」という挑発っぽいし。チート（代射・那須与一）がバレる前に目撃者を消したのさ、なんつって

[gazi4]

21世紀じゃ「納得いかん」てなるけど、その当時は「必要な閑話」「気の利いたブラックジョーク」みたいな気がする。いっぺん白土三平とかちょっと前のマンガに目を通してみたら