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仏教と遷都と衛生概念
飛鳥・奈良時代までは100年単位で割と頻繁に遷都をしていたが、平安時代以降、頻繁な遷都は行われなくな... 飛鳥・奈良時代までは100年単位で割と頻繁に遷都をしていたが、平安時代以降、頻繁な遷都は行われなくなった。 これは、飛鳥・奈良時代当時の人間が都に掛けられた呪いを非常に恐れていたからという話が伝わっているが、 その呪いの実体とは急激な都市化により流行した各種風土病であった。 遷都を行い0から都市建設をすると、一時的に衛生環境が改善され風土病が抑えられるので、当時の人間は「やっぱり呪いには遷都が効果的なんだ」と思い込んでしまっていた。 これが収まったのが平安時代。きっかけは仏教、特にケガレや物忌みの概念の普及 これにより人々に身体や身の回りを清潔にする習慣が普及し、都市生活を行ってもそんなに衛生状態が悪化せずに済むようになったので 負担となる遷都は行われなくなった という与太話を思いついたんだけど、これって似たようなこと書いている本とかないかな