賃金が上がらないのはおまいらのせいでもある

企業アナリストの同僚と話しててよく聞くのが「いくら政府が賃金上げろっつってもね、 ハシゴ外されたら責任取るのはこっちだから」っていう経営者の話。 意味が分からないと思うので簡単に説明しようよく引き合いに出されるのがシャープよ。 だいたい2006～2007年頃、第一次安倍政権や福田政権の頃だな。 「大企業は内部留保貯めこんでないで設備投資しろ」と政府からもせっつかれ新聞も煽り立てた。 世論というか世間の空気もその方向で醸成されていた。 しかしそこで「よーし、いっちょやったろか！」と立ち上がったのが、家電業界なら液晶や太陽電池パネルでイケイケだったシャープと、 大規模な事業再編に乗り出していたパナソニックくらいだった。 タイミングが悪いことに2008年9月、リーマンショックという世界的金融危機が発生。景気に先行してまず瞬時に異常な信用収縮と円高が襲いかかった。 さらに運が悪いことに翌年2009

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え？おれらのせい(´・ω・｀)？

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この世界的低インフレの時代では（ましてや長期ゼロ金利国日本においては）ボーナスよりもベアを重視する人が多い限り賃金関係や正規非正規の問題の打開は難しいと思う(´・ω・｀)