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「クーロンズゲートVR 朱雀」にがっかりした理由
その1 PSオリジナル版の企画・監督・脚本を手がけた人物が関わっていない。かつて、Second Lifeでクーロ... その1 PSオリジナル版の企画・監督・脚本を手がけた人物が関わっていない。かつて、Second Lifeでクーロンズ・ゲートの世界観を再構築した『KOWLOON』SIMがあった。 オリジナル版でアートディレクションやキャラクターデザインを手がけた方々が作ったものなので、準公式とも言えよう。 当時、期待いっぱいで遊びに行ったのだが、そこはオリジナル版を遊んでいた時の緊張して怯えながら散策する楽しみを味わう空間ではなく、良くも悪くも「クーロンズ・ゲートの世界観を模したテーマパーク」だった。 オリジナル版で表現されていたあの怖くて魅力的な世界は、表層だけ真似ても再現できないのを知った。 クーロンズ・ゲートの魅力はグラフィックや音楽だけにあるのではなく、小道具や地名の名付け方、脚本のセリフ回し、物語の展開、そういったものすべてが組み合わさって存在している。 それらを構築した人物抜きでオリジナル版を