落語の与太郎って典型的な大人の発達障害だよね？

「牛ほめ」では牛のケツにお札貼るわ、「金明竹」では2階の座敷に水撒くわ、昔から発達障害者ってこうやってネタにされてきたのかな? しょうがないやつだって半分バカにされながらも時々笑えるネタを提供することでそのコミュニティで居場所を与えられるのと、今みたいに薬飲んででも多数派の定形発達者に合わせろ、さもなくば引っ込んでろと言われるのと、どっちがマシかな？ 自分がそうだからいろいろ考えてしまうな。

[mazmot]

むかしはムラにたいてい「阿呆」がいて、そんな人には鳥追いとか子どもの相手とか、それなりに仕事が与えられていた、という話を父親に聞いたことがある。

[araikacang]

落語はフィクション。通常起こり得ない物語だから面白いのであって、あれが日常の描写ではない。ドリフの爆発コントがウケてたからといって、昭和は爆発事故が許容されていたわけではない。

[take-it]

落語って今だと知的障害者だの何だのと言われそうな人を「粗忽者」としてちゃんと社会に取り入れつつ、でもその粗忽者と同等のバカバカしさを「普通の人間」も持ってるじゃねぇかっていう話が多い気がしてるんだが。

[eqphol437]

客席から大きな笑いが出るのは、与太郎の行動に"目を白黒させる側"のボヤキやツッコミの時も多い。落語は与太郎と、色々な目に合いながらも結局世話をしてしまうお人好しな人々、両方の姿があってこそです。

[fatpapa]

確かに発達・知的障害的な役回りだが、それを隠したり特別扱いせず、できる仕事や嫁を世話したり、失敗を笑って許したり、その与太郎にぎゃふんといわされたり泣かされたり、日常に受け入れられてる点を学ぶべきな

[zegahi]

談志は落語を「人間の業の肯定」て言ってたね。あと「ことによると与太郎は観客もいないのに一人でとても高度な遊びをやってんじゃねえか」とか。同じ演目も演者次第で意味合いが変わってくるのが落語の面白さよね。

[oriak]

問題はその居場所を本人が嫌がっても選択できないことだろう。そもそも居場所は与えられるものじゃない。権利だ。

[dmekaricomposite]

id:toakai しっかり者のおかみさんがいるのは八つぁん熊さんでは？与太郎はだいたい独身なような。/瀬戸川猛資さんは「フォレスト・ガンプ」を観て西洋の与太郎だと評してましたね。裸の大将放浪記もそうかな。

[neko2bo]

幾つかご指摘ある様に「トリックスターとして機能する愚者」と「嗤い者として機能する愚者」は洋の東西問わず古くから在る様に思います。このブコメ欄の様な議論も、古くから続く普遍的な物なのかもとか。

[mori99]

昭和の中頃？の話しとして、知的障害の女性が村の共有娼婦のようになって暮らしていたのを人情話っぽく書いた知識人のエッセイ？だったかを昭和の終わり頃に読んで暗澹とした気分になった事があった。

[imakita_corp]

居場所を与えられるにイラッとするのは足りない人の頓珍漢な行動を笑うのは人権的にいけないことだと思い込まされているから。叔母がそうだったが居場所は十分確保され時に軽んじられてもネタ提供は交換条件ではない

[paravola]

しょうがないやつだって半分バカにされながらも時々笑えるネタを提供することでそのコミュニティで居場所を与えられる

[gryphon]

フィクションに登場する「空気を読まない」が笑いになるキャラはみんなそう解釈できる説（「ラブロマ」「柳沢教授」「湯上君」など）　https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/20120429/p3　https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/20120924/p4

[clample]

発達障害というものは精神医学の便宜上必要だから定義された訳だが、医師は診断の上で判断下すのに、ホイホイ他人の行動を発達障害呼ばわりしてしまう人の行動については一体何なのだろうかと常々思う

[aramaaaa]

与太郎は発達障害じゃなくて、今なら知的障害のカテゴリに入ってると思うよ。

[topiyama]

落語の登場人物はだいたいしょうもない奴らだけど、それでも楽しく生きてるよ、っていうのが好きよ。

[blueboy]

　バカボン

[tsutsuji360]

これは良い考察

[runa_way]

現代の漫才やコントも「街にいる変なオッサン」「なんでも口に出しちゃう人」「空気を読めない人」「真面目過ぎる人」などがボケになっていることがけっこうある。良いか悪いかはわからんけど。

[hinail]

与太郎はバカボンのパパと同じだというか、天才バカボンは少なからず落語の影響を受けていたのかもしれない

[mint6626]

落語は与太郎が生き生きと生きれない現代がどれだけ残念か知らせてくれるよね

[shimoya-show]

うちの親父は本当に与太郎みたいなおもしろ人間だけど、障害者ではないよ。記憶力や学習能力には問題がないけど、素直すぎて臨機応変な対応が苦手な人物をデフォルメして描いているんだろうね。

[smoothtooth]

落語の与太郎はトリックスター。物語を始めて進める重要な役回り。「ただの阿呆」設定で演るのは未熟な噺家。／にしても、与太郎系の噺は苦手。粗忽の使者や堀の内などの粗忽者系は好き。

[filinion]

確かにその通りだと思うのだよね…。言葉狩りに与するべきではない、とは思うのだが、「ちょっと頭の足りない人」のトンチンカンな言動を笑うのって、ご長寿クイズ的な悪趣味を感じてしまう。

[Arturo_Ui]

演者の解釈による。与太郎に（相対的に）まともな振る舞いをさせる、という演出も珍しくない。現代で言う発達障害ならば、「粗忽者」の方が近い。具体例は「堀之内」「粗忽の使者」「粗忽の釘」「粗忽長屋」など。

[tamihe1]

時そばで男が一生懸命褒めに褒めた内容を、傍から一度見ただけでしっかり覚えきるのってそういうことなのかなぁ

[hilda_i]

私の伯父の一人は子供の頃に熱病で脳をやられた知的障害者だったわ。認知症になる前は祖母の知り合いの家で手伝いとか店番とかやってた。皆に可愛がられてたみたいだけど、祖母の根回しが利いてただけ。

[ZOOZ]

一概にいいとは言えないけどさ、「笑える余裕」があるんだよな。社会にとってこの余裕こそ大事なんではなかろうか。

[sakura99]

与太郎を笑うと言うより与太郎に振り回される人々を笑う、が正しいかと。「孝行糖」みたいにお奉行様から貰ったお金を元手に飴を売って与太郎が稼げる様にしようと考えたり世話焼で優しい人しか居ないからあの世界。

[pandaporn]

障害者をバカにするような噺はたくさんあって、今では演じちゃいけない「禁則落語」となっている。が、その障害者をバカにするくだりを排除して人情噺としてリニューアルされたり

[Alceste]

日本の笑いの文化は、今も昔も弱者を笑う陰湿な物なのでは無かろうか？モリエール喜劇とか権力者に楯突く笑い描いて民衆に受けてると思うけども。(何故かお笑いに一過言有系の人とかも古典喜劇一切語らないよね)

[dobonkai]

ゲーム・オブ・スローンズのティリオンはドラマ内でその小人症をこれでもかというくらい繰り返しバカにされたり揶揄されてたりするけどこれがPC的に正しくないからやめろ的な論調を少なくても俺は聞いたことがない。

[Dolphin7473]

落語に登場する与太郎をもって当時のコミュニティにおける発達障害の人たちの受け入れられ方をどのくらいの精度で論じられるのかは疑問だけど…その辺の研究ないのかな

[rxh]

まぁそうね、と、先日「かぼちゃ屋」を聞いてて思いました。でもまあ皆が言う通り、アレはフィクションであって実際はそんなのどかな世界じゃあ無いよね。

[danboard_twins]

落語は発達や池○を面白可笑しく表現してるよね。落語に限らず千原ジュニアの後輩芸人いじりとか、嫌な感じさせずに語るから凄いなと思う。でも実社会では今と同じ扱いだと思う。所帯も持てない（持っちゃいけない）

[kkp5takeoff3]

トップコメの「昔の方がよかったって～」って誰も「昔」を江戸時代の頃の事を思って言ってる訳ないよね？落語に限らず昔の芸を現代に置き換えてあーだこーだ言うのは見てて辛い。当時の人々の空気を知らないのに