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母が亡くなった日
数年前。 癌だった。60歳になったら色んなところに旅行に行きたいと言っていたが叶わなかった。 亡くな... 数年前。 癌だった。60歳になったら色んなところに旅行に行きたいと言っていたが叶わなかった。 亡くなったときのことが印象に残っている。 母に父が声をかけるが、応えられない。兄弟や親戚が泣いている。 心電図のモニターでから鼓動がだんだん弱っていっているのがわかる。 もうすぐ母が死んでしまうんだと思い、自分も悲しくて立っていられなくなってしまった。 普段はそんなことをしない兄が、自分の背中をさすっている。 心電図がピーと音を立てたと同時に、堪えていた父も泣きじゃくっていた。 悲しくてつらい気持ちでいっぱいなのに、頭の片隅ではドラマみたいだなとも思った。 亡くなったのは夕方で、遺体と一緒に家に帰ってきたのは21時ころだった。 家族も親戚も、お昼から何も食べていなかったので、適当に買った惣菜なんかをみんなで食べたが、いま食べとかないととか、ここで倒れちゃったらねとか、する必要もない食べる言い訳をし